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楽焼の現場


これが窯^-^楽焼の現場_c0068653_13374831.jpg

ドラム缶を縦に半分にカット。背の高い品物用に 背丈を足してある。
①一つの半片には 耐火用の・・ファイバーフアック(石綿?)を打ち付けてある。
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②もう一つはそのまま。これには小さくちぎったニュースペーパー 少々の鋸のくず
を入れた。楽焼の現場_c0068653_1341588.jpg

③セメント地面の上に 石綿を引き、耐火煉瓦で足を作り その上に窯用の板を置く。

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④素焼きした品に 楽用の釉薬を塗り板の上に置き 石綿のついた方のドラム缶
を被せてガスを点火。楽焼の現場_c0068653_13453670.jpg楽焼の現場_c0068653_1346148.jpg
温度はこちらでは素焼きの場合でコーン06と言われるが(温度が上がると倒れる小さな塊)
一段階上のコーン07のコーンを置き、ガスの温度を徐々に上げ コーンが倒れたのは 約1時間後だった。
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⑤すぐにドラム缶を外し 紙くずの入った もう一方の ドラム缶を被せる。周りから煙がモウモウ・・
・・・近所に了解取ってあるとは言うけれど・・急いでドラム缶の隙間に、砂を撒きふさぐ。了解取ってないと
すぐ消防車呼ばれちゃう^-^。
途中1回持ち上げて 空気を入れて火をあおった。

⑥約30分後ドラム缶を外し 品物を拾い上げ 水をかけ
タワシなどで 汚れを落とした。

と言うのが大まかなところ。。

自分の経験からも こういうものは 幾ら説明を聞いても 自分の目で見
やってみないと解りにくいものだ。

電気窯があれば ⑤から品物を即座に 藁などを入れた缶の中に移して
火がついたと同時くらいに蓋をして 燻せば 出来そうだ。
by canaz | 2005-03-27 13:52 | 陶芸もどき


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